無料カウンセリングを経て、入会を決めると、お次は初回カウンセリングです。
トライズ初回コンサルティング前の準備
初回コンサルティングをスムーズに実施するために、事前にいくつかの宿題があります。

順番に解説していきます。
①Versantテスト、②英文法テストは現在の英語力を客観的に把握するためのテストです。
英文法テストは、中学文法レベルの基本的なものが中心でした。
とはいえ、トライズに入会前の私だったら、半分もとれていないと思います。
③誓約書は、英語を勉強する目的を明確にし、自分自身に1年で1000時間という時間を英語の勉強に費やすことを誓うものです。
以下がサンプルです。

スムーズに初回コンサルティングを進めるために、事前にある程度記載内容を考えておきます。
④Zoom、⑤Skypeの準備はオンラインレッスンのためです。
⑥学習スタイル診断は、個人の特性にあった勉強法を提案するための診断テストです。
直感的に回答するタイプのテストです。

⑦レッスン実施時間の希望は、ネイティブとのレッスンの日時希望です。トライズでは毎週同じ曜日同じ時間にレッスンをするので、継続的にレッスン受講できる日時を選ぶのがポイントです。
⑧は、トライズで勉強開始後、毎日学習報告をしますが、その報告サイトへのログイン確認です。
(ちなみに私が2018年に入会した時は②と⑥はありませんでした。誓約書も以前と比べて内容がバージョンアップしていました)
参考までに以前の誓約書↓

トライズ初回コンサルティング当日
今回私はすべてオンラインで受けると決めたので、初回コンサルティングもZoomで実施しました。
当日の流れは以下の通りです。

1. レベルチェック
まず1番初めに、ネイティブ講師と会話をして、レベルチェックをします。Versantの結果や、このレベルチェックを考慮して、教材やグループレッスンのクラス分けが決まります。
ここで担当コンサルタント山内さんに嬉しいサプライズをいただきました!
トライズに1年間通っていた当時、オンラインレッスンの担当講師で、私が大好きだったGrace講師をレベルチェックにアサインしてくださいました。
あまりの突然さに写真を撮るのを忘れてしまったので、パンフレットから拝借してここに・・・(写真掲載の許可はいただいております)
会話の内容は主に仕事についてでした。
仕事内容を伝えた後、
ということで、私の仕事内容に沿って、Grace講師が顧客役、私は自分の仕事の役そのままで、顧客からクレームが来るという設定のロールプレイングをしました。
2018年トライズ入会当時、1回目の初回コンサルティングのレベルチェックでは、本当に講師の言っていることを聞き取るのもやっとで、自分自身の回答も「Yes」「I like books」という程度だったのに、トライズに通ったのをきっかけによくここまで英語が出来るようになったものだとしみじみしてしまいました・・・。
下記は、1回目の初回コンサルティングの時の記事です。

2. Versantテスト結果および事前テストのフィードバック
事前に受けたVersant、英文法テストに対して、フィードバックがあります。
この結果をもって、教材が決定します。
私の場合、無料カウンセリング時に到達したい目標を「ある程度まとまった文章を一気に話せるようになりたい」と話していたため、その目標を元に教材を提案いただいていました。
これらの結果を受けて「提案した教材を使って問題なさそうですね」というコメントをいただきました。
また、学習スタイル診断の結果も伺いましたが、正直あまりきちんとした診断だとは感じず、便宜上、診断をしているだけという印象を受けてしまいました。
診断結果表がZoom画面で共有され、いくつか診断結果区分があったのですが、コメントがあったのは「内向的か、外交的か?」という診断部分のみでした。
私の場合は「外交的」という結果でしたが、「グループレッスンの方が向いていますね」というコメントで、「自分でもそう思っています」と思ってしまいました。
おまけ:Versantの点数履歴
今回は53点でした。

ちなみにトライズ卒業時のVersantは46点でした。

ちなみにちなみにトライズ入会時のVersantは34点でした。

(こうやって並べてみると、トライズのみならず、Versantの結果表も進化していますね・・・。)
本格的に英語の勉強をはじめてから、ちょうど3年くらいです。
トライズ卒業後は、かなりメソッドジプシーでしたが、英語に毎日触れることだけは続けていました。
毎日続けられたのも、トライズでの1000時間を無駄にしたくない!の一心でした。
今はもう英語に触れるのが日常に溶けこんでいるので、趣味みたいなものになっていますが、その段階まで到達するのは絶対に自分ひとりでは無理でした。
その点も、トライズに感謝しているところです。
別のブログですが、卒業後に試したあれこれはこちらの記事で。
3. グループレッスンの日程確定
残念ながら、今回は1カ月の体験ということもあり、グループレッスンは叶いませんでした。
4. オンライン・プライベートレッスンの日程確定
ネイティブとのレッスンは以下の2択です。

私は右側のプライベートレッスン週3回です。
例えば「平日の19時以降を希望」など、自分の希望の日時を伝えると、その時間で空いているネイティブ講師を探してくれます。
その時に「この講師はビジネス経験が豊富ですよ」「この講師はある程度英語が話せる講師には定評がありますよ」「この講師は顧客満足度1位になったこともありますよ」などなど説明をしてくれますので、自分に合いそうだなと思う講師をお願いします。
私は3回すべて違う講師で設定していただいたので、それぞれ楽しみです!
5. 自己学習開始時期の設定
初回レッスンの日程を決めたら、いよいよ学習開始時期を決めます。
その日をもって担当コンサルタントさんへの学習報告もスタートです。
大体、レッスン開始日が自己学習開始日になるみたいです。
私は2020年11月10日にオンラインレッスンが開始し、同時に自己学習も開始します。
しかし、今回は1カ月しかないのと、初回コンサルティングが10月31日と少しレッスン日まで時間があるので、宿題をいただきました。
学習報告を開始するのは11月10日からですが、それよりも先に自己学習を開始します。
6. ゴール設定および誓約書の記入
いよいよ誓約書の記入です。
今回、「英語中級者が上級者になるためにはどうすればよいか」というテーマ設定をしました。
私の思う「英語中級者」とは、「一問一答のようなコミュニケーションは成立するが、あるトピックに対して自分の意見をそこそこのボリュームで述べることは難しい」です。
改めて、「英語上級者」とは何かを考えたときにこう思いました。
「英語上級者」とは、ある程度ボリュームのある自分の意見をその場でスムーズに伝えることが出来る
トライズ入会のきっかけとなった短期海外研修に参加した時に、例えば合コンでお互いを知るような表面上の会話は出来たのですが、もう一歩踏み込むとなったときに自分の英語力では無理で、浅い関係が多くなってしまったことが悔やまれました。
相手の考えを知り、自分の考えも伝えることで、もっとお互いを理解し、一生続くような関係を構築したいと強く思いました。
そこで、今回、以下の目標を設定しました。

7. 教材選定
担当コンサルタント山内さんのおすすめで、以下の教材に決まりました。
スピーキング教材
この教材は「痒いところに手が届く」点がおすすめだそうです。
皆さま知っていましたか?私は知りませんでした。
知らない言い方が豊富にこのテキストにもあることは承知していましたが、それでも、自分の動作を英語で言えるようになったからって、相手と人間関係を築くことができるような意見を伝える練習にはならないのでは、と、実はこの時点では思っていました。
その雰囲気が伝わったのか、Amazonの試し読みから実際に教材を見せてくれました。
※Amazon試し読みより
※Amazon試し読みより
確かにこれらをパッと言えるわけではないし、日本語で友だちにさらりとコメントするような内容なので、これをすぐに言えたらなんてことない会話ができるな、やってみたいと思い、こちらに決めました。
リスニング教材
こちらも山内さんイチオシです。
確かにいつも米国もしくは英国の英語ばかり聴いているので、英語を母国語としない人の訛りに私はあまり強くありません。
とはいえ、これはシャドーイング用の教材なので、訛りのある英語に不安も・・・。
その後、山内さんが米国アクセントとシンガポールアクセントの真似をしてくれ、米国バージョンの場合はすっと入ってきたのですが、シンガポールアクセントの場合、一回自分の中で聞こえてきた音を反芻して、そのあとやっと「あ、こう言っていたのか」と認識できていたので、なじみのないアクセントだと会話が一歩遅れるということもわかりました。
それを自分でも認識ができたので、この教材にすることに決めました。
8. 学習方法の説明
後報
9. 学習計画表の作成
週に20時間になるように、1日の学習時間を計画します。学習計画表は以下の参考例をいただきました。

実際はZoom上で話し合いながら決めたので、以下のExcelシートを埋める形式で実施しました。

はじめに固定であるレッスン日を記入し、その前後に予習復習の時間を記入します。その後は自分の生活スケジュールに合わせて入力していきます。
私は現在テレワーク3日、出勤2日というペースで仕事をしているので、それに合わせてスケジュールを作成しました。
10. 学習開始までの流れ
学習開始日はすでに決めているので、あとは次回プログレスチェックに向けての宿題範囲決めと、プログレスチェック日を決めます。
今回の宿題範囲は以下でした。
スピーキング教材
宿題範囲:Chapter1のTweets1
リスニング教材
宿題範囲:Track1からTrack3
あとから教材を見ると少し量が少ないようにも感じましたが、後日送られてきたオンラインレッスンの教材の量を見て、これくらいでむしろちょうどいいと思いなおしました。
ちなみにここで「少ない、増やしたい!」と思ったら、担当コンサルタントさんに相談して、量を増やしてもらうことも可能です。(前回はよくやっていました。今回はキャパオーバーしてしまいそうなのでこのままにします)
11. 質疑応答
最後に質疑応答時間があります。
とはいえ質問は随時できるので、この質疑応答まで待つ必要はありません。
気になる点があるときはどんどん聞いてしまいましょう!丁寧に答えてくれます。
総括
これから1カ月、トライズでもう一度がっつり勉強します!
前回のトライズで地道に勉強し、英語学習に魔法はないとしみじみ思っていました。
なかなか自分では上級者にたどり着けなく、上級者になるための勉強法もわからず、トライズにもう1回頼ればさらにレベルアップできるのではと今回、1カ月復活を決めました。
でも説明を受けて改めて思いました。
やっぱり英語学習に魔法はありません!笑
トライズのスタンスは前回と何も変わっていませんでした。フレーズ暗記のスピーキング教材と、英語が聞こえるようになるためのシャドウイング用リスニング教材、この2点をひたすらやりこむ、これだけです。

初心者と上級者の違いは、教材の難易度だけのような気がします。
私はラクしようとしていただけなんだなと思いました。
反省を胸に、新たに頑張ります!
これを読んでトライズで頑張ってみたいと思ったあなたへ
本気で英語を話したいなら「トライズ」