この記事では、トライズ(TORAIZ)の1年間の過ごし方、プログラムの進み方について紹介していきます。
とにかくたくさん勉強するんだということはトライズ(TORAIZ)に通おうと思っている方なら漠然と認識していると思います。
でも、「どういう勉強をするのか?」「実際にどうやって勉強を時間を確保するのか?」って疑問ではありませんか?
筆者の1年間の経験をもとに、この記事では、トライズ(TORAIZ)の1年間の過ごし方を紹介いたします。
トライズ1年間のカリキュラム
トライズ(TORAIZ)は基本的にスピーキング、リスニングの自習を中心としたインプットと、週に3回ネイティブ講師とのレッスンによるアウトプットで構成されています。
そこに学習継続のカギとなる、トライズ担当コンサルタントさんによる週に5回のフォローメールと2週間に1回のプログレスチェックが加わります。
トライズ1年間のタイムスケジュールと教材
筆者が1年間で使った教材は下記の通りです。

タイムスケジュール

ひとつずつ解説していきます。
スピーキングの教材
スピーキングは、日本語→英語への変換を素早く行うトレーニングです。
発話するための材料、パターンを身体に染み込ませます。
野球でいう、素振りの練習に該当すると私は認識しています。
テキストを使いながら勉強すると、繰り返し繰り返し練習するので、ページの位置で答えを覚えてしまいます。
それでは本当に覚えたことにならないと思い、私はこれらすべての教材を通して単語帳を作成して練習していました。
単語帳を書くメリットは、例えば以下があります。
・持ち運びが楽(テキストを持ち運ぶ必要がない)
・隙間時間に取り出して勉強しやすい
・単語帳に書き写すときにあわせて発音チェックもしやすい
・書くことで記憶に残りやすい
それでは教材を紹介していきます。
1冊目:たったの72パターンでこんなに話せる英会話
この本は英語のとっかかりには最適な本でした。
いますぐ使えそうなフレーズがふんだんに入っているので、英語でコミュニケーションをとる準備ができる1冊だったと思います。
また、英語アレルギーだった私にとって、文字だけが羅列している教材よりもところどころ絵が入っていたり、文法の解説が入っているところも良かったです。
この本は入会前の勉強期間を合わせると2ヵ月くらい使ったのですが、卒業する頃には「この本ってどんなフレーズが載っているんだっけ?」状態でした。
しかし、卒業後にパラパラ見ながら適当に日本語→英語に言い換えようとすると、かなりの確率でスムーズに出てきます。
きっとそのくらい、いろいろの会話で当たり前に出てくる表現が入っていたということなんですよね。
★おすすめ勉強方法
この本は、英語を隠しながら「日本語→英語」と変換するのが少し難しいページ構成になっています。
なので、単語帳を作り、ストレスなく「日本語→英語」の変換の練習が出来る環境を作るとよいと思います。
CDも活用しましたが、後述する2冊目のCDのつくりと違い、日本語が読まれたら即英語が読まれます。
したがって、いちいち日本語が読まれた後に手動で音声を停止するか、英語音声が聞こえてくるのと同時に自分も発声する必要があり、なかなか疲れました・・・。
2冊目:どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
この本は最高におすすめです。
掲載されている文章自体は、日常生活であまり言わないだろうと思うような文章が多いです。
しかし、英文の構造を身体で習得できる点がこの本の最大のメリットです。
This is~の中学1年生レベルからはじまり、SVCやSVOOの構文、比較級や最上級、関係代名詞など中学3年生レベルまで学べます。
普段の会話の中でも、文章の単語を入れ替えれば自分の日常に即したことを言えるので、応用性がとても高いです。
勉強が進んでいくにつれ、この本の重要さがわかるようになりました。
そして12ヶ月目の時には、自分から担当コンサルタントさんに、「この本の総復習がしたい」と頼んだほどです。
★おすすめ勉強方法
テキストベース(文字ベース)で進め、ある程度スムーズに出来るようになったら、音声を使って練習することをおすすめします。
この本は、日本語から英語に瞬時に変換する練習のために作られているので、CD自体も下記のような作りになっています。
日本語音声 → 自分で発話する時間(沈黙) → 英語音声(答え合わせ)
目で日本語を追いながら英語に変換していくのと、音声ベースで日本語を追いながら英語に変換していくのでは、集中力も難しさも全然違います。
さらに、日本語を読まれているときにその情景を浮かべ、その情景を英語に変換するように意識することがポイントです。
例えば以下のような例文があります。
これは本です。
テキストベースで日本語を見ながら変換していくと、「これ」という文字を見た瞬間「This」と浮かび、「は本です」で「is a book」と変換していくことになると思います。
この行為を音声ベースでやろうとすると、ちょっとボーっとしている間に「これ」だったか「それ」だったか「あれ」だったかがわからなくなってしまうんですよね。
ただただ日本語音声を聞きながらってけっこうハードルが高いです。
なので、しっかり細部まで日本語を聞くためにも情景を思い浮かべます。
「これ」と聞いたら、遠くの「それ」や「あれ」ではなく、近くの「これ」を思い浮かべます。
「は本です」で、自分が近くの本を指さしている情景を思い浮かべるなどなど・・・。
また、「日本語→英語」ではなく、間に情景を挟み、「日本語→情景→英語」と変換していくのは、「情景→英語」のトレーニングができるため、いわゆる「英語脳」を作るのにも一役買うと思っています。
ぜひ、試してみてください。
単語帳は作った方がシャッフルの練習が出来るので好ましいと思いますが、作らなくても勉強しやすいテキストの作りになっています。
3冊目:スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
2冊目の本の続きです。続きというか、レベルアップバージョンでしょうか。
2冊目の青い本は、中学1年~3年までの内容が、それぞれの文型やパターンごとに見開き2ページずつ並んでいます。
そのため、型を身体に落とし込むのには最適な練習本となっています。
一方、3冊目の緑の本は、前半と後半で構成が異なっています。
前半は2冊目の内容(使われている単語等は異なるが型は同じ)がシャッフルされています。
後半は、1つの文の中に文型やパターンが2~3種類混在している例文です。
私は当時、後半部分のみ宿題対象でしたが、12カ月目に総復習したときは丸々1冊が範囲でした。
★おすすめ勉強方法
ひたすらやりこむ!それだけです(笑)
前半部分は音声の作りが2冊目と同じなので、音声を使い練習できます。
しかし、後半は日本語がそもそも長いので、日本語を覚えていられないということもあり、CDの作りも日本語が読まれた後、すぐに英語が読まれます。
※テキストにもその旨の説明がされています。
したがってこの本は、音声中心ではなく、テキスト(文字)中心に勉強しました。
4冊目:英語で話す力。141のサンプル・スピーチで鍛える!
この本もとってもおすすめです。
1~3冊目をこなし、リスニングでも同等の勉強をしてきたので、最終的にこのレベルの本を教材として選べるようになったと断言できます。
この本は、自分の考えを述べるときの言い回しを学ぶ本です。
Unitごとに、例えば「田舎の生活と都市の生活、どちらが好ましいか?」というテーマが設定されており、そのテーマに沿ってA:賛成、B:反対、C:中立という3パターンの意見が収録されています。
Amazonのサンプルからひっぱってきました。

各主張(A、B、C)が見開き2ページになっています。
見開き2ページの構成はこんな感じです。

左ページは、上からTopic(題材、主張)、New words(登場するボキャブラリー)、Opinion(意見を述べる)。
右ページは、上からStructure(論理の流れをチェック)、Translation(日本語訳)、Important Phrases(スピーチのポイント)。
Important Phrasesでは、例えば「賛否両論ありますが」=「There are pros and cons to both」などという言い回しが学べます。
主張例のみならず、どのように主張を構築したかという、主張の構成方法(Structureの部分)も掲載されており、応用性も高いように思います。
3冊目までは、1文1文が独立した文でしたが、この本はあるテーマについて述べているため、文章に流れがあり、意見の中で英語を学べるという面白さを感じました。
ある日の学習報告でこんなことを書いたことがありました。
はじめは、同じ言い回しが違うセクションで何度も出てくると思
っていたのですが、それだけ使える場面が多いということ、忘れた ころに出てきて復習にもちょうどいいので助かっています。
やればやるだけ、自分の身になると思います。
★おすすめ勉強方法
この本は分厚いです。とてもじゃないですが、テキスト片手に勉強が出来る薄さではないです。
なので電車の中などの隙間時間にやるのであれば、単語帳が必須です。
前述しましたが、この教材は新しい単語、よく使う単語、その主張の中のおすすめフレーズがまとまっています(図の「New words」と「Important Phrases」の部分)。
なので、単語帳に書くときにただ文章を書き写すのではなく、本がおすすめしている言い回しが単語帳をやるときにわかるように書くのもおすすめです。
例えば私は、「New words」の部分はペンで線を引いて訳を書き、「Important Phrases」の部分は薄い蛍光ペンで線を引いていました。
教材の内容をできるだけ単語帳に反映させるように気をつけて作成していました。
リスニングの教材
トライズ(TORAIZ)のリスニングはシャドウイングが中心です。
なおかつ、「より実践的に」をウリにしているので、実際のネイティブの会話スピードや言い回しを学べる映画が教材になることが多いです。
筆者は英語が全然できなかったため、いきなりネイティブの会話からスタートしたら挫折してしまうだろうとの配慮で、英語初心者向けのテキストから始めました。
シャドウイングをやっていてよかったと思うのは、英語の音に慣れることができるところです。
これは有名な例ですが、外国の方に「堀った芋いじるな!」というと、時間を教えてくれると・・・。
もちろん英語で書くと、「What time is it now?」なのですが、単語の音がくっついたり、「t」が「d」もしくは「r」のような音で読まれたりすることで、音が変化していくのです。
ちなみにこれは日本語でもある話です。
流暢さに悩んでいた時に担当コンサルタントさんがくれたある日のメールです。
次の日本語をひとつひとつ文字通りに声に出して読んでみましょう
。 「たいいくかん(体育館)にさんかくけい(三角形)のせんたくき
(洗濯機)があります。」 文章の意味もヘンテコですが…音声として少し不自然に感じるので
はないでしょうか。 「たいくかんにさんかっけいのせんたっきがあります。」
こうすると自然ですよね。スピードを付けて読むともっと自然に聞こえますね。
これが英語でも起こっているのです。
たしかに日本語でも、より話しやすいように(口が回りやすいように)自然に音を変化させていますよね。
外国人の日本語学習者が「洗濯機」を「せんたくき」と覚えていたとすると、日本人と話していて「せんたっき」と言われたら、瞬時に「洗濯機」だと認識できないということが起こると思います。
「もう一回言って!」と言われても、「せ・ん・た・っ・き」とゆっくり言うでしょう。
私たちにとって「せんたっき」という音の響きは普通のことなので、わざわざ「せんたくき」と言い直すことは思いつかないでしょう。
これはネイティブが英語を話す時も同じです。
「I like him.」は「あい・らいく・ひむ」ですが、「h」の音が落ちて、「あい・らい・きむ」となることがあります。
「ゆっくり言って!」といっても「あい・・・らい・・・きむ」と音のつながりはそのまま、ゆっくり言われます。
つまり、ネイティブの英語を聞き取るためには、この英語の音の変化を身に着けることは避けられないことなのです。
でも大丈夫です!耳が悪いと自負している私でも、この音の変化は聞き取れるようになりました。
そして文字と音を紐づけながら勉強しているので、英語の文章を読むときも自然に音を変化させて読めるようになりました。
勉強しているうちに、本当に自然にです。
1冊目:英語シャドーイング [超入門]
この本はタイトルにある「超入門」の通り、初心者向けの教材になっています。
始めの方は本当にゆっくりした口調で読まれるので、あまりハードル高くなく英語学習に取り組むことが出来ます。
それでもページが進んでいく毎にどんどん早くなり、最後は実際のインタビューやニュースが題材に扱われています。
最後の方は今でも「はやいな」と思うくらいのスピードです。
1パートの長さが短かったこと、トライズ(TORAIZ)はじめたててやる気に満ち溢れていたこともあり、1パート100回はシャドウイングをしていました。
★おすすめ勉強方法
トライズ(TORAIZ)に入会する前に、下記本を試したことがあり、その時にこの本の音読の仕方がいいなと思っていたので、この本にのっとって実施しました。
話は逸れますが、この本は独学で勉強したい人にとてもオススメです。
単純明快にやるべきこと、勉強の仕方が書いてあります。
これに沿って勉強できれば英語力は上がるでしょう。
音読のやり方は、上記本もしくは、下記公式サイトにて確認できますので、ぜひご一読ください。
2冊目:みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング
この本は、上記で紹介した「英語上達完全マップ」と、スピーキングの2冊目、3冊目と同じ著者です。
スピーキングの本もこの音読の本も、「英語上達完全マップ」に沿って学習しやすいように工夫が施された本で、とても勉強しやすい本です。
★おすすめ勉強方法
この本の初めに詳しく勉強の仕方がのっているので、それを真似しました。
CDも、そのままで勉強しやすいような構成になっています。
3冊目:プラダを着た悪魔(スクリーンプレイシリーズ)
この本にやっと入れた時、「これこそトライズ(TORAIZ)!待ちわびていた!」というわくわくと、「本当にもうこの本に入って平気かな?」という不安が渦巻いていたいたことを覚えています。
アンディ(アン・ハサウェイ)がNYでファッション雑誌の編集長のアシスタントとして奮闘する様子が描かれている某映画。
アンディが恋人・友人と仕事の間で揺れ動く描写もあるので、日常会話もビジネス会話も学べる教材です。
★おすすめ勉強方法
この教材は、超字幕という英語勉強用のツールを使って勉強していきます。

スマホ版とPC版(Windowsのみ対応)がありますが、個人的にはPC版の方が細かい設定が出来るため、勉強しやすかったです。
家で勉強する時間を取れる人は、PC版の方がおすすめです。
PC版は速度設定を変更したり、1文をリピートさせたりということが簡単に出来るため、練習しやすいという利点があります。
筆者はPC版とアプリ版を両方買い、外で勉強したり、聞き流したりするときはアプリ版を使い、家で練習するときはPC版を使っていました。
4冊目:即戦力がつくビジネス英会話
完全にビジネス英会話に特化した本です。
「いずれ仕事で英語を使いたい」と入会時に話していたので、ビジネス英会話専用の教材も取り入れてみましょうということで、この教材を取り入れました。
ビジネス用語って日本語でも改めて勉強することがあるくらいですよね。
筆者の場合、ビジネス英語をきちんと勉強するのは初めてだったので、知らない単語もかなり多かったです。
見開き2ページで一つのセクションを構成しており、「空港にお客様を迎えにいく」「同僚に相談する」「会議の予定を立てる」など、様々なシーンが想定されています。

5番目:Lauren Singer:Why I live a zero waste life
実は4冊目の途中でこの教材がつまらなくなってしまい、完成度がだんだん下がってしまいました。
そんな時に、この動画に出会い、字幕なしで初めてきちんと理解できました。
その興奮を担当コンサルタントさんに伝えたら、「スクリプトもありますし、シャドウイングしやすそうなので、この動画をリスニング教材にしてみましょうか」と仰ってくださいました。
前半後半の2回に分けて練習していました(2回分のプログレスチェック)。
Lauren SingerさんはYoutubeのチャンネルも持っているので、関連動画を見たりと、楽しみながら英語に触れることが出来た成功体験となりました。
6番目:Meghan Markle:UN women
Lauren Singerさんのシャドウイングが終了した後に、4冊目の教材に戻るよりも、もう1つ別の動画をリスニング教材にしたいとトライズ担当コンサルタントさんに伝え、3つのオススメを提案していただきました。
そのうちの1つ、Meghan Markleさんの動画を選びました。UNでgender equalityを演説している動画です。感情がこもっているので、なり切っての練習がおすすめです。
参考までに、トライズ担当コンサルタントさんが教えてくださった、他のおすすめ動画も記載します。
1、自由時間を上手につかいこなす方法
2、優れたリーダーになる方法
トライズ1年間の間に自主的に実施した勉強
発音
トライズではあえて発音の勉強はしない方針ですが、発音記号が読めた方が何かと便利ですし、よりネイティブに近い発音になりたかったので、独自に勉強を開始しました。
教材
DVDが付いているので、鏡で自分の口の形をチェックしやすいところがいいです。
★おすすめ勉強方法
付属のDVDのメニューが6つあるので、1日1つ実施して、6日で1周します。だいたい1つにつき15分くらいなので全く負担ではないです。これをひたすら繰り返します。
当初、自宅のノートPCでDVDを見てたのですが、DVDを見るためにいちいちDVDを読み込む機械を繋げなければいけないのが面倒くさくなってしまいました。
そこで、iPhone用に変換していつでもiPhoneで手軽に見られるようにしました。
文法
トライズではあえて文法も勉強しない方針です。これは、文法の勉強をスピーキングとシャドウイングの練習とは別にした方がいいか、トライズ担当コンサルタントさんに質問した時の回答です。
今まで通り、
シャドーイングとスピーキングの2本立てをメインに進めていきま しょう。 文法の学習はあくまでもプラスアルファとして位置付けて頂きたい
からです。 何故なら今行っている瞬間英作文での学習は文法事項の学習も含ん
でいるからです。 瞬間英作文や音読パッケージを進める中で理解しがたい項目に出会
ったときに補完として文法書で整理していくのが良いのではないかと思います 。
しかし文法を知らないことが、シャドウイングに悪影響を与え始めました。具体的には、過去完了や仮定法などがよくわかっていなかったのですが、自分が理解していない文のみいつもシャドウイングでつまづくのです。
時制やwouldの使い方がよくわからなくて間違えまくりでした。
暗記する勢いで突破することもできましたが、毎回そこに労力を割くのは効率が悪いと判断し、文法の勉強をすることにしました。
教材:1冊目
英文法を問題集で学ぶ前の段階で読むのがオススメとネットに書いてあったので、問題集を解く前に読みました。
どちらかというと理論書で、基本原則や、ネイティブがどのような感覚で英文を組み立てるかという英語の根底にある感覚を教えてくれる本です。
教材:2冊目
中学英文法の総復習です。
教材:3冊目
文法を学ぶ必要を感じると同時に、どういうシチュエーションの時にどの文型や時制をチョイスすべきかがわからないという問題を抱えていました。
そこでインターネットで色々と調べた結果、以下の本を取り入れることにしました。
※うまくリンクが作れず、Amazonへのリンクを貼っています。
こちらの本は英語で英文法を説明している本です。
すごくシンプルに説明されていて、”現在完了の形は「have + 過去分詞」です”というような説明ではなく、”こういうシチュエーションの時はこういう言い方をします”という説明に終始しているので、学んだことを実際の会話ですぐに実践できるメリットがあります。
★おすすめ勉強方法
1冊目の本は、1回目はかなり真剣に読みました。特に心の距離で形が変わるという点に関して目から鱗でしたが、1回では全てを把握しきれなかったので、読み物として、疲れた時や電車の中で繰り返し読んでいました。
1回通読した後に、2冊目に記載したドリルをやり始めましたが、1冊目で得た感覚をドリルをときながら落とし込んでいくという相互作用により、より強固な感覚ができたと思います。
本を読んでネイティブの感覚を得る→ドリルを解く→本を読んでネイティブの感覚を得る
この繰り返しが良かったです。
そして3冊目。こちらはUnit数が145ととても多いので、巻末に付いている「Study guide」にそって問題を解き、自分が間違えたUnitを勉強するという方法を取っています。
また、シャドウイングでわからない文法が出て来た時に、該当項目をピンポイントで学習していました。
まとめ
いかがでしたか?1年間の勉強内容を教材ベースでご紹介いたしました。
容易ではないと思われた方も多いと思います。こんなに一人ではできないよ!と思われると思います。
この教材をこなし、1年間で1000時間勉強できたのは、紛れもなくトライズ担当コンサルタントとの二人三脚のおかげです。
自分専属のコンサルタントさんがいたらな、と思われる方、ぜひトライズへの扉をあけてみませんか?